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深礎掘削機(しんそくっさくき)をマイナーチェンジした新製品『TMシリーズ3型』を発売
- 2020年12月7日
- 小型建設機械を開発・製造・販売する株式会社竹内製作所(本社/長野県埴科郡坂城町、代表取締役社長/竹内敏也)は、深礎掘削機『TM15-3、TM20-3、TM25-3』を2020年12月より販売開始しますので、お知らせいたします。
当社は、1993年よりTMシリーズ(TM15、TM20、TM25)を送電線の鉄塔などの深礎掘削(基礎掘り)専用機として、開発・製造・販売してまいりました。鉄塔建設の際には、台風や地震などで倒壊しないように強固な基礎をつくる必要があり、急峻な山岳地に建てられる鉄塔の場合、基礎の深さは数十メートルに及ぶことがあります。深礎掘削は、掘削と円状のライナープレート組立を繰り返し、一定の深度まで掘り進める工法です。
TMシリーズは、クローラーが最大70度まで自在に開脚可能です。これにより、ライナープレートに沿って円弧を描くように移動できるようになり、さらに開脚したままでの掘削は、足下の作業範囲が広くなるので効率が高まり、狭小な工事現場においても最大限の掘削能力を発揮します。また、標準装備のアウトリガーにより、車体を支えながら掘削するので、より安全で安定した工事が可能です。
鉄塔建設の他には、橋脚建設や地滑り対策工事等にも使用されており、人々の生活に不可欠な電力供給、交通インフラ整備になくてはならない製品として認知されており、「この機械でなければ工事ができない」との声をいただくなど、お客様の高い評価をいただいております。
今回発表する『TM15-3、TM20-3、TM25-3』は、既存製品をマイナーチェンジした製品です。当社の強みである耐久性や操作性、TMシリーズの基本的な特長・構造はそのままに、安全面を強化しました。
○『TMシリーズ3型』の主な新機能
(1)主な新機能
油圧パイロット式レバーを標準装備(パターンチェンジ付き)
(2)安全面での機能強化
①キャノピーを2柱から3柱に増設し強度アップ
②トップガードを拡張し、頭上の安全性を強化
③フロントガードを標準装備
◎お問い合わせ先
株式会社竹内製作所 経営管理部 経営企画課 阪井 大志
〒389-0605 長野県埴科郡坂城町上平205 TEL:0268-81-1200 - 新製品(TMシリーズ3型)ニュース・リリースはこちら
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