TCFD 指標と目標

当社グループのサプライチェーンにおける温室効果ガスの排出量は、Scope3のカテゴリー11(販売した製品の使用)によるものが圧倒的な割合を占めます。当社グループでは、「製品からのCO2排出量を2030年度までに2010年度に比べて30%削減する」との目標を掲げていますが、従来のディーゼルエンジン式建設機械の性能向上、燃費改善だけでは達成不可能であり、電池式の建設機械の普及が大前提となります。当社は、2021年7月にリチウムイオン電池式ミニショベルを市場投入しましたが、その本格普及には相応の時間がかかると予想しています。従って、30%削減の目標達成に向けては、2020年代後半から2030年に近づくにつれて、加速度的に推移すると予想しています。当社製品の使用はお客様にとってのScope1またはScope2に直結し、2℃シナリオ下においては、環境意識の高まりによりお客様の意識が変化したり、公的な補助あるいは規制が強化されたりすることにより、電池式の建設機械の普及が加速することも考えられます。
この「移行リスク・機会」を事業発展のチャンスと捉え、電池式の建設機械のラインナップ拡充に向けて、製品開発に取り組んでまいります。

気候変動に関する指標、目標

指標 目標
製品からのCO2排出量 2030年度:30%削減(2010年度比、原単位)
工場からのCO2排出量(日本国内) 2030年度:50%削減(2015年度比、原単位)
工場で使用する電力の再生可能エネルギー比率(日本国内) 100%(達成済み)

温室効果ガスの排出量

Scope 1、Scope 2及びScope 3カテゴリー11(販売した製品の使用による排出)のみ把握し、情報開示しております。
カテゴリー11以外のScope 3については、情報把握に努めてまいります。
なお、Scope 3カテゴリー11は、建設機械からの生涯GHG排出量を機種ごとに設定のうえ、各年度の生産台数を乗じて算定しています。
従いまして、Scope 3カテゴリー11は、建設機械を生産する竹内製作所でのみ計上しています。
 

Scope 1: 事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
Scope 2: 他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
Scope 3: Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)

(単位:t-CO2)

2019年度 2020年度 2021年度
竹内グループ全体 Scope 1 5,132.01 4,185.24 4,969.57
Scope 2 5,151.27 5,963.82 6,464.66
Scope 3 カテゴリー11 1,431,233.50 1,373,139.78 1,754,209.33
合計 1,441,516.77 1,383,288.84 1,765,643.55

拠点別の内訳

(単位:t-CO2)

2019年度 2020年度 2021年度
竹内製作所(※1, ※2) Scope 1 1,936.08 1,728.21 1,618.60
Scope 2 2,421.93 2,618.28 1,730.68
Scope 3 カテゴリー11 1,431,233.50 1,373,139.78 1,754,209.33
合計 1,435,591.51 1,377,486.27 1,757,558.60
※1  竹内製作所は、建設機械の開発・製造・販売拠点です。
※2  竹内製作所は、長野県内の全事業所(本社工場、戸倉工場、びんぐし試験場)で使用する電力の全てを、2021年11月1日よりCO2 フリー電力に切り替えました。これにより、2021 年度の Scope 2 は大きく削減されました。

(単位:t-CO2)

2019年度 2020年度 2021年度
欧州パーツセンター(※1) Scope 1 37.78
Scope 2 0.17
Scope 3 カテゴリー11
合計 37.95
※1  欧州パーツセンターは、アフターパーツを保管する倉庫として、2021年3月に開設しました。

(単位:t-CO2)

2019年度 2020年度 2021年度
Takeuchi US(※1) Scope 1 1,238.01 670.31 827.22
Scope 2 298.13 566.35 583.80
Scope 3 カテゴリー11
合計 1,536.14 1,236.66 1,411.02
※1  Takeuchi USは、建設機械の販売拠点です。

(単位:t-CO2)

2019年度 2020年度 2021年度
Takeuchi UK(※1, ※2) Scope 1 46.09 51.27
Scope 2 35.65 34.24
Scope 3 カテゴリー11
合計 81.74 85.51
※1  Takeuchi UK は、建設機械の販売拠点です。
※2  Takeuchi UKは、2020年度から温室効果ガスの排出量の算定を開始しました。

(単位:t-CO2)

2019年度 2020年度 2021年度
Takeuchi France(※1) Scope 1 1,068.05 750.62 1,083.53
Scope 2 6.50 6.27 5.71
Scope 3 カテゴリー11
合計 1,074.56 756.89 1,089.24
※1  Takeuchi Franceは、建設機械の販売拠点です。

(単位:t-CO2)

2019年度 2020年度 2021年度
竹内青島(※1) Scope 1 889.86 990.01 1,351.17
Scope 2 2,424.70 2,737.27 4,110.07
Scope 3 カテゴリー11
合計 3,314.56 3,727.28 5,461.24
※1  竹内青島は、建設機械部品の製造、建設機械の販売拠点です。
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